生涯結婚をしなかった人は、たとえ健康だったとしても認知症になる確率が高くなるという最新研究が発表されました。

なんと、最大で42%もリスクが高まる可能性があるとのこと。

その原因と、認知症にならないための対策を紹介します。

結婚と認知症リスクとの関係

生涯を通じて独身だった人は結婚している人に比べて、アルツハイマーなどの認知症を発症するリスクが42%高い可能性がある――。英ロンドン大学の研究チームがそんな論文を発表した。

参照元:結婚すると認知症になりにくい?、独身者は42%のリスク上昇(CNN)

ロンドン大学の研究者によると、結婚そのものが認知症予防に効果があるというわけではなく、パートナーと一緒に生活することそれ自体が脳や身体へ良い影響を与え、認知症に繋がるのではないかとのこと。

家族が言うと生活が規則正しくなるし、コミュニケーションによる脳への刺激も強くなります。食事も独り暮らしの人に比べて、豊かでバランスの取れた内容になる傾向にあります。

確かに独り暮らしが長いと、ついついインスタント食品ばっかりになってしまったり、夜更かししてしまったりしていますね…。

結婚によってもたらされる”複合的な変化”が、その人自身の認知症リスクを下げているのでしょう。

独身も既婚者も認知症リスクを下げるためにできること

「私は結婚してるし、大丈夫だな~」

なんて思って油断していると、将来認知症になってしまうかもしれません。

たとえ結婚して家族がいたとしても「孤独感」を感じるだけで認知症リスクは上昇するといわれています。

家族や友人と適度な関係を維持するのが、認知症予防には重要です。

もし生涯結婚しなかったとしても、友人や近所の人たちとの交流を欠かさなければ、認知症のリスクは減るでしょう。

 

「孤独感」意外に認知症リスクを上昇させる素因をまとめて紹介します。

  • 高血圧
  • 肥満
  • 喫煙
  • 運動不足
  • 聴力低下
  • 抑うつ

これらは認知症リスクを上げてしまう原因になります。

特に運動不足、聴力低下、抑うつ状態は、脳への刺激の減少を引き起こします。脳は使わなくなったら劣化していくので、何歳になっても活発に活動させておく必要があります。

運動をすれば、身体を動かす信号を脳が発信して、全身の血流と共に脳も活性化します。

音楽を聴くことも、楽器を演奏することも脳への良い刺激になります。とくに指先を使う楽器は良い脳トレになります。指は脳神経とダイレクトにつながっていて、精密な動きをすることができます。

逆に指先を活発に動かせば、脳への良い刺激となるのです。

まとめ

認知症予防には運動がオススメ。

運動をすれば、肥満や高血圧の改善に繋がりますし、脳も活性化します。

とはいえ、激しい運動は必要ありません。散歩程度の軽い運動を1日30分もすれば十分でしょう。

 

また、指先を使う趣味、手芸や楽器演奏、ゲームやパソコンなんかも認知症予防には有効と考えられています。

社会的に孤立せずに、家族、友人、近隣の住民とコミュニケーションをとるのも大切です。

これらのポイントを気をつけていれば、結婚していても、生涯独身でも、認知症のリスクを低下させることができると思います。