アメリカのニューヨーク州にあるコーネル大学の研究で、ネットで出会って結婚したカップルは上手くいく確率が高いという事実が発表されました。

なんとなく、幼馴染の初恋同士での結婚とか、学校や職場での恋愛を経た結婚の方が上手くいくような気がしますが…。

ネットがきっかけの結婚の離婚率が低い理由とは何なのでしょうか?

ネット婚活で離婚率が低い理由

コーネル大学の研究者、Ortega氏とHergovich氏は、蓄積されたデータを分析して、”社会のつながり”や”結婚”についての調査をしました。

その調査の結果、婚活サイトや出会い系サイトが登場してから、アメリカでの異人種間の結婚が増加していることがわかりました。

いままでは、結婚相手を見つけるといえば、自分の身近にある人間関係の中かからでした。

友達や親の紹介。

学校や職場。

同じ宗教や、同じ人種のコミュニティ。

ネットでの婚活は、このような狭いコミュニティの壁をやすやすと乗り越えることができ、いろんな人たちとの出会いを可能にします。

そうやって違う文化や経歴を持った2人が出会い、結婚をした場合、同じコミュニティのカップルよりも絆が強い傾向にあったとのこと。

さらに、Ortega氏とHergovich氏のデータモデルと現在の統計を合わせると、出会い系サイトの世界から生まれた結婚は、絆が強い傾向にあることがわかります。基本的に、オンラインで出会って結婚したカップルは離婚しにくいのです。それは、長期的に見れば社会の利益にもなります。

参照元:ネットで出会って結婚したカップルは離婚しにくい:調査結果(ライフハッカー)

 

アメリカは移民がおり、たくさんの人種が入り混じって暮らしています。白人、黒人、黄色人種、ヒスパニック…それぞれが独自のコミュニティを築いていて、それぞれに見えない壁があります。

また、宗教も日本とは違い多種多様です。カトリック、プロテスタント、ヒンズー教、イスラム教、仏教などなど。

今までのアメリカは、そういった閉じたコミュニティでの出会いしかありませんでした。

それが簡単にネットで婚活できる時代になり、さまざまな人たちと出会えるようになった結果、社会全体にも良い影響を与えているようです。

 

これは多種多様な文化と人種が混在するアメリカでの調査結果です。

単一民族で、基本的に同じ文化を共有しているであろう日本でも、「ネット婚活は離婚率が低い」と言えるのでしょうか?

 

かつての日本には「お見合い」というシステムがあり、親や会社の上司が紹介してくれる異性と結婚することが多かったようです。

これはまったく「同じコミュニティでの結婚」といえるでしょう。その出会いには、出会う前から複雑な人間関係があって、それを”しがらみ”と呼びます。

このしがらみのおかげで不幸な結婚生活を送らざるを得なくなった夫婦も多かったでしょう。

ですが、ネット婚活ではそんなものはありえません。

 

バイトでも年収1千万円以上の人と出会えるかもしれません。

関東に住みながら沖縄に住んでいる人と出会えるかもしれません。

リアルでは出会えなかった同じゲームやアニメが好きな人とも出会えるでしょう。

 

普段生活しているだけでは絶対に出会えないであろう人たちと繋がれる。

これは、アメリカも日本も変わりません。

ネットをきっかけに結婚したカップルであれば、身近な人間関係の中で出会って、普通に恋愛して、普通に結婚したカップルよりも絆が深くなるのも理解できるのではないでしょうか。