女性が婚活市場で”専業主婦”を希望すると、ほとんどの男性が寄り付いてきません。

男性だって結婚したいのに、なぜ専業主婦を嫌がるのでしょうか?

「家事なんて家電がやってくれるんだから、専業主婦は必要ない!」

「自分の稼いだ金をダラダラと無駄遣いされるのが耐えられない!!」

そんなワガママ男性のムカつく意見もありますが、それよりも根深い理由があります。

 

それは単純に金銭的余裕がなくて将来が不安だから。

 

国税庁が発表した「平成26年分民間給与実態統計調査」によると、30代前半で民間企業で働くサラリーマン男性の平均年収は438万円でした。

ここから所得税・住民税・年金・健康保険・失業保険をすべて引くと、手取りは約350万円になります。

350万円÷12月=約29万1600円

一般的な30代前半のサラリーマンは、毎月29万円しか使えないことになります。

 

ここからさらにスマホ代金や家賃、光熱費などを支払う必要があります。

毎月29万円もあれば、しっかり者の男性であればちゃんと貯金できるでしょう。

ですがちょっと飲み会に参加したり、車を所有していたり、趣味にお金をかけていたとしたら…けっこうカツカツの生活になりますね。

つまり、平均的な年収をもらっている男性は、ひとりで生活するだけで精一杯なのです。

 

そこでさらに専業主婦希望の女性と結婚して子どもを養うことは、現実的に不可能!!

きっと多くの男性が「お金さえあれば専業主婦でも全然OK!!」と思っているはず。

ですが、平均的な年収の男性には家族を養う余裕はほとんどないのです。(もちろん、配偶者控除などのメリットもありますが)

 

「将来も年収が上がるかわからない…」

「いきなりクビになるかもしれない…」

「子どもが成人するまで何千万円かかるのかな…」

「老後の貯金とかどうしよう…」

 

そんな不安と恐怖が、専業主婦希望の女性を拒否する本当の理由です。

1973年より後に生まれた男性は専業主婦を嫌う?

昭和の時代は「父親は外で働いて母親は専業主婦」が当たり前でした。

それは父親が働けば家族全員を養える給料がもらえたから成り立っていたのかもしれません。

では、いつからその”当たり前”がくずれたのか?

バブル崩壊と就職氷河期がターニングポイントだったと思います。

就職氷河期は1993年~2005年でした。

就職氷河期に突入した1993年に20歳の成人になった男性は、1973年生まれで現在は46歳になっています。

 

バブル崩壊以降は給料も下がり続け、まともな職に着けなかった男性も数多くいます。(もちろん女性も)

ちょっと強引な考え方ですが、1973年より前に生まれた男性は専業主婦を受け入れやすく、1973年より後に生まれた男性は専業主婦を嫌う傾向にあるかもしれませんね。

専業主婦になるための方法

女性が専業主婦になるには、男性がもつ「お金や将来の不安」を取り除いてあげる必要があります。

  • 宝くじで何億円も当選した。
  • 父親が社長で自分も膨大な株を所有している。
  • 仕事で頑張って数千万の貯金がある。

女性側にこのような金銭面でのメリットがあるのなら、専業主婦になる可能性は高くなります。

男性がもつ「お金や将来の不安」が少なくなるからです。

 

ですが、資産や貯金がない場合は、たとえ家事スキルがどれだけ高くても、魅力的な外見をしていても、親の介護をすると申し出ても、専業主婦になるのは難しいでしょう。

年功序列で勤続年数が長ければ年収も上がっていた時代はもう終わっています。

どれだけ夫が仕事を頑張っても、確実に収入がアップするとは限らないのです。

男はそれがわかっているから、本当は結婚したいのに怖くて結婚することができません。

 

専業主婦になるためには、男性だけに「お金の問題」を押し付けるのではなく、夫婦で考える必要があるのです。

 

たしかに「専業主婦でもOKな高収入の男性を探すよ!!」という考え方もアリですが、そうなると一生結婚できない可能性が格段に高くなるでしょう。

お金の問題をどう解決するかは、男性や女性の状況や環境によってかわってくるでしょう。

夫婦で節約生活を頑張る。

実家に援助してもらう。

どんな方法を選ぶのかは人それぞれですが、結局のところ一番簡単で楽な方法は妻も外で働くってことなのかもしれません。

専業主婦が受け入れられない時代が逆にチャンス!!

「自分のおばあちゃんや母親が専業主婦だったから、自分も専業主婦になりたい」

そう思っている女性も多いかもしれませんが、恐らく専業主婦が受け入れられた時代は1993年に終わっています。

 

それでも専業主婦になりたいのなら、1973年より前に生まれている男性、つまり現在50歳以上で高収入の男性に限定して婚活するのがオススメです。

 

20代~40代の一般的な収入の男性と結婚したいのであれば、自分も働くこと前提に婚活した方がいいですね。

そのうえで「金銭的な不安」「家事や子育ての考え方」などを話しあい、共感できる相手と結婚するのがいいのでしょう。

 

「こんな不景気の時代に結婚なんてムリ!!」

と思っちゃうかもしれませんが、これは逆にチャンスでもあります。

将来を不安に思っている男性は、不安に思っていればいるほど、女性側にしっかりとした経済基盤があることがわかれば、意外とすんなり結婚を決断してくれる可能性があります。男性も結婚して安心したいのです。

今の時代の結婚への近道は、エステに行って女を磨くことよりも、しっかり働いて自立することなのかもしれませんね。