「目は口程に物を言う」

ということわざがあります。

視線や目の動きは、会話よりも明確に相手の心理状況を表す、そんな意味です。

口ではウソをついたりできるけど、視線でウソをつくのは中々難しいもの。

 

(あ、この話題興味ないのかな…)

(本当に喜んでいるみたいだな)

(なんだか心配とか不安を感じる?)

 

もし相手の”目”で心理状況を把握できるのであれば、会話を弾ませるヒントになりますし、より円滑にコミュニケーションできるでしょう。

視線や目の動きでわかる相手の心理について紹介します。

目の動きと心理状態の関係

真横に視線を動かす

→ネガティブな感情(つまらない・否定)

会話をしていて、相手は真横に視線を動かしたらちょっと危険なサインです。

  • 会話に集中しておらず、気が散っている
  • 会話がつまらない
  • 居心地の悪さを感じている

このような心理状態になっている可能性があります。

 

もし自分が話している内容が独りよがりな内容になっていたとしたら、すぐに会話を打ち切って違う話題にした方がいいでしょう。

相手に質問をして、興味のあることを引き出したり、相手が好きそうな事柄の会話にシフトすることで会話が弾むかもしれません。

相手が退屈していることに気付かずに、ず~っと自分だけ熱中してしゃべってしまうなんて最悪なので注意したいですね。

斜め下に視線を動かす

→考え事をしている。

斜め下に視線が動くのは、頭の中で何か考えながらしゃべっている状態です。

感覚的にたくさんおしゃべりする人は、視線が真っすぐで視線が動きません。

もし相手が斜め下に視線を動かしている場合は、言葉を選んで、しっかりと受け答えしている証拠。

 

相手に好印象を与えるためにしっかりと考えてしゃべっている場合もありますが、嘘を考えながらしゃべるときも斜め下に視線が動く傾向があります。

例えば「生年月日は?」とか「出身地は?」とか「今はどこに住んでいるの?」なんて考える必要もない質問で視線が斜め下に動いたら、それはウソを考えて答えている証拠かもしれません。

斜め上に視線を動かす

→過去を思い出している・未来について考えている

視線を斜め右や斜め左に移動させているとき、脳内では画像イメージを引き出していることが多いです。

過去の記憶や場面を思い出していたり、未来の映像を思い浮かべていたり。

例えば「将来はどんな家に住みたいですか?」とか「修学旅行でどこ行きました?」といった質問をしてみると、視線が斜め上に移動します。

 

注意したいのは、こういった相手への質問で視線が斜め上ではなく、斜め下に移動した場合です。

その場合は、思い出しているのではなく、考えて答えているってこと。

つまり嘘をついているわけですね。

下に視線を動かす

→自信がない、居心地が悪い、照れている

視線を下にしているということは、気持ちがうつむいている状態。

自信のなさ、居心地の悪さのあらわれです。

もし会話している相手の視線が下に移動しがちだとしたら、ちょっと相手をリラックスさせる必要があるでしょう。

冗談を言ったり、場所を変えたり、相手の興味をひく話題に替えたりして、その場の空気を変える。

そうすれば、しっかりと前を向いて会話してくれるでしょう。

頻繁にまばたきする

→緊張している

瞬きの回数が多いのは緊張している証拠です。

その場合は、相手の緊張をほぐしてあげるのがポイント。

自分の言動が相手にプレッシャーを与えていないか注意しましょう。

上目遣いをしてくる

→相手に対して受け身・強い依存心

上目遣いの視線を頻繁にしてくる人は、男性であれ、女性であれ、受け身的な性格を持っています。

依存心が強く、自分で決断するのが苦手。

「どんな場所に行きたい?」

という質問をしても、自分で選べずにとまどってしまうこともあります。

そんな時は「水族館と動物園どっちに行きたい?」という風に、選択肢で質問するといいでしょう。

自分から話題をふるのも苦手なので、会話をリードするのが大切です。

見下ろすような視線

→男っぽい。リーダーシップがある。アクティブな性格

見下ろすような視線を頻繁にしてくる人は、男性であれ、女性であれ、非常に強気な性格を持っています。

決断力が強く、自分勝手な部分もあるかも。

そんな人との会話を盛り上げるには、聞き役に徹するのがオススメ。

質問をして会話させると喜んで話しちゃうでしょう。

目が合う。じっと見つめてくる

男性→男性は見つめ合うのが苦手なので、それでもじっと見つめてくる場合は好意を感じている

女性→女性は視線を合わせるのが得意。じっと見つめてくるからといって”自分に気がある”なんて思うのは間違い

じっと見つめてくるのは、相手に興味がある証拠です。まったく興味がないのなら、じっと見つめてくることはないでしょう。

ですが、男性と女性ではその意味合いがちょっとだけ違います。

どちらにしろ、積極的に会話を楽しんでいる証拠なので、その調子で会話を続けましょう。

目をジッと見つめると相手はどう感じる?男女で微妙に違う感じ方の差。

視線による会話術まとめ

会話を盛り上げようと集中すると、(次に何をしゃべろうかな?)とだんだん余裕がなくなってきます。

それでは次第に会話がぎこちなくなっていくでしょう。

それよりも、しっかりと相手の顔を見て、視線を観察し、その場の状況に合わせて会話できるようになれば、どんな相手とでも楽しく会話を続けられます。

 

最後に注意点ですが、今回紹介した視線と心理の関係は絶対ではありません。

右を向いているから必ず退屈しているわけではありませんし、左上を向いているから必ず過去を思い出しているわけではありません。

あくまでも参考までにとどめておいてください。

 

ちなみの上級者は、質問をして目の動きを観察することで、相手の心の動きを見抜けます。

「つい最近は、どこに旅行に行った?」

という質問をして、過去を思い出している視線を観察。

その人の目の動きの”クセ”を理解して、その後の会話に役立てます。

 

これは何でもズバズバ当てちゃう占い師や、心理トリックを使うマジックなどでも利用されています。

凄まじい観察眼が必要ですし、気軽にできる技術ではありませんが、試しにやってみるのも面白いかもしれませんね。